大学中退したってどうとでもなるんだよって話
お世話になっております、ミナミです(営業風に)
突然ですが僕は大学を中退したことがあります。
今の世の中、大学中退なんてそんな珍しいことでもないけれど。
7年前、大学3年生の冬に大学を中退したときはそりゃあもう目の前が真っ暗になるような気持だったのを今でも覚えてます。
就職きちんとできるかな、お金大丈夫かなとかいろいろ。
そんなこんなを書いていきます!
大学中退するひと
大学に入ったらそのまま卒業するってのがまあ普通だと思う。
よっぽどのことがなきゃ中退なんてしないよね。
中退する理由があるとすれば
・学費(生活費)が払えない(私立に多いんじゃないかな)
・人間関係で嫌になる
・授業についていけない
・病気を患う
・めんどくさくなる
・ほかにやりたいことができた
とか人によって様々あると思う。
「大学全入時代」なんて叫ばれているけれど、不況の影響もあって年々大学を中退する人も増えているはず。
ハタラクティブさんのHPによれば
大学中退率に関して統計データを見るようになったのは近年になってのことではないでしょうか。2012年に文部科学省は大学を中退する学生の割合を約10%と発表しました。短大と高等専門学校を含めた中退者は79,311人でした。これは前回の2007年の調査に比べて約16,000人の増加を示しています。私立大学に限っては平均3%前後とされています。
となってます。
ここには短大や高専も含まれているけれど、大学となんら変わりはない。
数字にははっきりと「中退する人の増加」が表れているのがわかる。
その理由までは言及されていなかったけれど、やっぱり不景気ってのは根底にあるんじゃないかな(あくまで予想だけれどね)
そもそもなんで大学進学をきめたのか
いまさらこの年齢になって
「なんで大学いこうってきめたんだっけ」
ってふと考えた。
なんでだったかなー、なんて考えたけどはっきりした答えなんて見つからない。
そのときの自分には
「大学ってなんか楽しそうだし、とりあえずみんな行くしいっとくか」
くらいしかなかったと思う。
そんで、英語が人よりちょこっと得意だったからそういう系の大学にしようってなって思い切って某外語大うけたけど落ちて。
そんでもって1年浪人したけどやっぱり受からなくて。
適当に愛知県内にあった国際系の学部のある大学受けたら拾ってもらえたからそこにいった。
何か明確に「これがしたい」ってのはなんもなかったけど、とりあえず自分が英語とか国際的ななにかに興味があったからそういう学部にしたってだけ。
たぶん受験生とかの9割はそんな感じだと思う。
最初から明確な目標をもって入学する人はほんの一握りだってことかな!
案の定、僕は自堕落な学生生活を過ごしてしまいましたから。笑
いろいろあって大学3年で中退へ
そんなこんなで順調に大学生っぽく学生生活を送ってたけど、大学3年の冬に中退することになった。
まあ親の都合とかいろんなことが重なっての中退。
お金もないし、学生続けられないし、じゃあ中退するしかないよね!ってな感じに。
正直まあこれからどうしようかなってのが正直なところだった。
それまでは「学生」っていう一種のステータスがあったけど、完全になくなっちゃうし、住んでるところも離れなきゃいけないし。
職を探すにも心の準備が~、とかいろいろ考えたりした。
20前半にして
「こりゃ人生詰んだな」
とか人生の先輩に言ったらぶん殴られそうなことばっか考えてた。
いま思えばそこまで悲観するようなことでもなかったんだけれど。
お金もないし、学歴も高卒になったし、さあどうしようかなって思ってたとき、あることを思い出した。
東京の大学にいくことになったら使おうと思っていた制度、、、、、、
「新聞奨学生」
である。
出稼ぎに、関東へ
そもそも新聞奨学生とはなんぞや?という人もいるとおもうので簡単に説明を。
新聞奨学生とは!!!ズバリ!!!
朝と夕方新聞配達するから学費と住むとこと給料をちょうだい!
っていう制度!
地方だとあんまり定着してないけど、都市圏だと結構な数の新聞奨学生がいるらしい。
その新聞奨学生の制度の中に
「独学生」っていう項目があって僕はそれを利用した。
ちなみに独学生ってのは、浪人生みたいなもんね。
1年間やれば毎月5万かってに天引きされて貯金される分と個人で貯金する分あわせて100万くらいはたまるから、それでまた大学いくなりなんなりしようって決めた。
そんでもって楽しかったり辛かったりしたけど、1年間やり遂げた。
この辺りはまた別に詳しく書きたいと思う。
結局、大学は卒業しておきたいな、って考えから3年次編入の制度つかって大学合格して、また愛知に戻ってきた。
人間必死になればなんでもできるな、って思った時期だった。
大学生に戻ってから
また晴れて大学生(大学は違うところ)に戻った僕を待ち受けていたのは。。。。。。
怠け者の自分との戦い。
そして見事に自分に負けた。
なにかと授業をさぼったり適当にすごしてたおかげで成績は最悪。
授業にもついていけないし、友達もぜんぜんできないし。
就職活動も周りがやってるときもまったくやらずに余裕しゃくしゃくですごしてた。
さすがにやらなきゃやばいなって思い始めたのが4年の9月終わりくらい。
めっちゃ遅いでしょ、だいたいみんな決まってるころに始めるんだもの。
それでも大学のキャリアセンターいって指導してもらってなんとか2社は内定もらえた。
面接はさんざん前の大学辞めた理由とか根掘り葉掘り聞かれたのは言うまでもないけれどね!
それでもなんとか人並みのスタートラインに立つことはできたよ!
そんで現在
で!現在に至る!ってなわけですね、ハイ。
今もなんとか会社員としてやっていけてます。
ちっさい会社だからいろいろ不満やらなんやらあるけど、それはどこにいってもあるだろうことだから割り切れるし、今はそこまで苦でもないのでよし。
特になにか変わったところもなく、平々凡々に日々をすごしてます。
どこにでもいる、どこにでもいないサラリーマン。
それが今の僕です。
でも、大学を中退したときは今の自分は全く想像できなかった。
あのころはもう目の前真っ暗で先のことはなにも考えられなかった。
でも今にして思えば、大学を中退してからといって人生に多大な悪影響があるかっていったらそんなことはなくて。
むしろいったんやめて外の世界を見て自分を見つめなおす時間をもらってすごくプラスになったと思う。
あのときの経験があるから、多少のことにはへこたれなくなったしね。
もちろん、また大学に入りなおす以外にもいろんな選択肢があると思う。
就職したり、なにか夢を追いかけたり、自分を見つめなおす時間にしたり。
僕の経験から言わせてもらうと
どれも自分の人生の肥やしになるから選択したらつっぱしってみて!
ってこと!
これだけ!
人生っていろんな分岐点があって、物事タイミングともいうけれどさ!
そのときは悪いことだったって思っても、あとから考えたらなんてことなかったなってことが結構いっぱいあるから!
だから、あんまり大学とか学校中退してもそこで終わりだ!なんて思わないでほしいんだな。
「心配事の9割は起こらない」ともいいますので。
・・・・・・えらそうなこと言うだけ言っておきます。笑
この記事が昔の僕みたいにおんなじ様なことで悩んでる人のためになれば幸いです。
※個人的にすごく好きな本です。
すっっっっごく前向きに人生考えられマス!
自己啓発の名著から学ぶ 世界一カンタンな人生の変え方 (Sanctuary books)
- 作者: 高田晋一
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2015/10/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
おしまい!